闘病日記Vol22(2000/2/8)

気分的には絶好調です。が、体力的に絶不調です。
別に下痢にはなってないけどお腹痛いし、眠いし。。。結局昨日も夜更かし。 今日こそは。。。。と心に誓うのであった。

今日はフォークリフトの手術日だった。
とっても時間がかかった。下半身麻酔のはずなのに13:00に出て、18:00戻り。 5時間も!
氏曰く「先生も忙しくて待たされた」って。手術室では何が行われていたのだろうか?(笑)
それにしても時間がかかりすぎてたから「へろへろになって帰ってくるだろうなぁ」と予想していたら全く逆。 むっちゃ元気で帰って来ました。なんだかなぁ。全然へこたれない人ですね。
で、当然やらかします。
看護婦が「動いちゃ駄目ですよ」と言って場所を離れれば起きあがるし、 「まだ食べちゃ駄目ですよ」って言えば饅頭食べようとするし「上向いて寝てね」って言えば 「普段から横向かないと寝られないからなぁ」と横向くし、なんか、 自分の置かれている立場がわかってないようです。子供以下だな。^^;
さっきなんか、「これ、石膏でがちぃっと固められてるんだな。どこかはずせるところがないかと見てみたけどあかんな」だって。
あのねぇ、はずしたらいけないの。わかってよ、おじぃちゃん。

今日の筋トレはある程度出来た。お腹も痛かったけど力は入った。
でもやっぱり痛い。どこがって「シツガイ腱」の部分。とっても痛い。 力を入れると痛い。切ったところだから仕方ないんだろうけど何とかして欲しいよね。 って、誰に頼むわけでもない。自分自身の体にお願いしなきゃ駄目なんだけど。
いったいこの痛みはなんなんだろう?切ったから痛い?なんで切ると痛いの? 盲腸を切っても痛くないでしょ?なんで痛いんだろう?なんて考えても痛みは治まらない。 頑張るしかないか。

今日はまたステージがひとつ上がった。
2/3加重が許可されたのだ。それと、90度オーバー屈曲の許可が出た。 明日からは100度に挑戦だ。たぶん、たいしてつらくもないだろう。曲げることに関しては。 今でも100度くらいは曲がってる。
問題はやはり筋トレ。
先生の手を蹴り上げるトレーニングだ。これが、痛い。スーパー痛い。 しかし、2/3加重の許可が下りるとちょっと具合が違ってくる。
屈伸運動が出来るようになるのだ。屈伸運動が出来ると当然、筋肉の付きも変わってくる。 明日からは先生の手を蹴る運動ではなく屈伸運動に切り替えよう。その方が痛くなさそうだ。
久々に明日の筋トレが楽しみだ。何とかして筋肉を元の状態に戻さねば。

それにしても2/3加重になると松葉杖も一本で歩ける。画期的だ。
これで、食事のお盆を下げるのもお風呂に入るのも楽になった。
片足が使えないだけでこんなにも不自由な思いをするとは想像もしなかった。 片足君、ありがとう。でも、そもそも車椅子があれば、 もうちょっと便利なんだけど。。。。ま、過ぎたことは仕方ないか。

そろそろフォークリフトが音を上げ始めた。痛いそうだ。そりゃ痛いでしょ。切ってるんだから。
でも、当人はギブスをはずしてもらいたいもんだからあの手この手で訴える。 でも、看護婦さんもかるーく流してる。さすがだ。
あ、またフォークリフトが起きあがった。あ、看護婦さんに怒られた。はは。
「車が無いな、と思ってな」。
無いよ、そりゃ。車椅子は取り上げられてます。
傷口が痛むらしい。「ずきずきする」と訴えてる。頑張れ!
あ、看護婦さんが来た。「今ね、先生にね、ギブスをゆるめてもらうように言ったから」。 むむ、やるな。フォークリフトの勝ちってとこか。

今晩はフォークリフトもかなり痛がるでしょう。さっきも痛くて寝られないって言ってたから。
今晩はやっぱり睡眠不足になるかもしれません。これは、外的要因のため。ぶー。
昨日、よく寝ておくんだった。(笑)

げー、ギブスを切ってるー。やかましー。電気のこぎりだからね。
だからやめとけって。我慢しろよー。大人だろ?(爆)


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