闘病日記Vol10(2000/1/27)

この日記、HP に公開しちゃいました。ちょっと辛口ですが、ま、いいでしょう。
このくらい笑って許してもらっちゃいましょう。
でも、これで看護が手荒くなったらどうしよう。。。看護婦さん、堪忍ね。
http://homepage1.nifty.com/EndoT/ です。よろしかったら見てください。
日記には無い、症状とかどんな手術をしたのかも簡単にまとめてあります。

さて、今日は初めてのリハビリの日でした。今日こそリハビリです。絶対です。
もう、忘れられてたら堪忍なりません。

ところで、朝からの出来事をロールバック。

朝、看護婦さんAに浣腸日記(Vol2 番外編)をたまたま見せました。 そしたら、なかなか受けました。その後、事あるごとに「いらんことかかんでよ」的な発言。
「さてはこれは、書いて欲しいな?」
と悟ったえんどうはすかさず日記の HP 化を計画。実行に移したのであります。
当然、現在看護婦さん話題は少ないわけです。 それに、これからはえんどうも調子が上がっていくばかりで書く内容が少なくなってくることが予想されます。 そのためにも何かネタを探さなければならなかったのです。
そこへ振って沸いたかのように看護婦さんからの「私を載せて」的発言。 この機を逃すわけには行きません。
えんどうは看護婦観察日記も合わせて作って行こうと微妙な軌道修正を余儀なくされました。

しかし、
「看護婦Aはえんどうの浣腸作戦で脈計測をすっかり忘れ、脈止め作戦によりびびってました。」
「看護婦Bは頼んでおいたクーリング用の氷を4時間後に持ってきました。」
等、こまごまとボケをかましてくれるのですが、なかなかインパクトに欠けます。
これからの成長に期待しましょう。

ところで、今日はリハビリがあったのでした。
今日も朝から気合入りまくりで、「どっからでもかかってきなっさーい。はっはー」な状態でした。 朝からぞくぞくリハビラーがリハビリに向かいます。
私は衝動を抑えるように HP 作りに精を出していました。一人、また一人とリハビラーが帰ってきます。 「まだがいな」No2は聞きます。「まだです」。私はちょっとむっとして答えました。 むっとしても仕方ないけどね。

待っていると午後一番にコールがありました!
「えんどうさ〜ん、皮膚科に下りてくださ〜い」
は?皮膚科?リハビリ科じゃないんか?われ〜。
の声はむなしく空を切りました。

ナースステーションで再度確認。「皮膚科ですか?」「はい。皮膚科です。」
思い出す。
「あぁ、これね」
えんどうは自分の足の指の間を指差し看護婦さんに聞き返しました。
「そうです」そっけない答え。

えんどうは、実は先日「足の指の腹の部分が痒くてたまらない」と訴えていたのです。 別に手術してから起こったことではないのですが、せっかくだからと思って、訴えたのです。 そしたら、寝るときになにやら軟膏を塗ってくれました。
これだけで終わりかと思っていたのですが、なんと皮膚科に連絡を入れておいてくれたようです。
なかなかやるじゃ〜ん。

で、皮膚科へ直行。

先生に見てもらいました。
え「水虫ですかねぇ?私は水虫になったことがないんですけどねぇ」
先「ちょっとまってくださいね。見てみますね」
  と言って、皮膚を顕微鏡のガラス板の部分にメスのようなもので掻き落します。
え「やっぱり水虫ですか?」
先「。。。水虫はいないようですねぇ」
え「え?水虫って、やっぱり虫がいるんですか!?」
  ま、馬鹿な質問をしたと思いましたよ。自分でも。でもね、『いない』って言われちゃぁねぇ。
先「いや、いや、カビですけどね。水虫っていう虫はいないですよ」
え「ですよねぇ。。。。(苦笑)」
先「乾燥して痒いのかもしれませんので、お薬出しておきますね」

ここで、えんどうは次なる皮膚の障害を思い出したのでした。せっかくなので聞くことにします。

え「あのぉ、ついでで申し訳ないんですが、これも見て欲しいんですけど」
  と言って、足を突き出す。しかし、足はまっすぐに固定されているので先生の目の前に足が出現し、先生ちょっとびっくり。
え「このかかとの部分に魚の目みたいなのが出来てるんです」
先「あぁ、これね。魚の目じゃないんですよ。ウィルスによる出来物」
え「どうしたら直りますか?」
先「ウィルスなんで、抗体が出来れば直りますよ」
え「どうやったら抗体が出来るんですか?」
先「このくらい少ないと抗体も出来ませんねぇ」
え「じゃ、飼ってればそのうち抗体が出来るんですか?」
先「そうですねぇ。でも、直るって保証は無いですけど」
え「じゃ、直らないんですか?」
先「いや、そうでもなくてぇ」
  この会話の間、なんか看護婦さんがごそごそしてる。
先「液体窒素で焼くんですよ」
え「ここで?」
先「そう、ここで」
え「痛いんですか?」
先「いやいや、痛冷たいってところですかね」
え「でもそれしかないんですよね。んじゃ、やってください」
先「んじゃ」
  と言った時には既に液体窒素は先生の手元に。そっか、看護婦め。。。
え「痛くないですよね?」
  液体窒素を付けながら、
先「いやぁ、こういうことって男の人のほうが弱いよね。この前は卒倒して後ろへ倒れた人もいたっけ」
え「そういう事は始めに言ってくれ〜」

叫びもむなしくやられました。痛い。。。。。。

そうそう、リハビリでした。

で、情報を収集するとどうも始めてのリハビリはほぼ全部のリハビラーが終了してから行うので夕方遅くなるとの事。
「な〜んだ」。また肩すかしです。

で、3時も回った頃、すっかり意気消沈したところへやっとお呼び。
「えんどうさ〜ん、リハビリ行ってくださ〜い」
やっとかよぉ。

その頃には腹に力を入れすぎておなかが痛い。まず、トイレへ直行。 そのあとリハビリ科へ。

到着するとまず、足を暖めます。15分ほど。熱い。とにかく熱い。
え「こんなに暖めて化膿しませんか?」
医「。。。。化膿するのは細菌がいるからだから。これは暖めるだけだからね。」
え「なるほど」
医「後で摂氏−50度の風で冷やすから大丈夫。」
なんか、納得いかないけどなんとなく理路整然としているような気もするので納得することにする。

で、やっとリハビリ。
なにをするのかと思えば、曲がり具合と力の係り具合を調べるだけ。
でも、とりあえず曲がるところまでは曲げてみた。 一番始めに75度を記録。これは、なかなかの成績らしい。
で、先生が徐々に曲げていく。結局80数度まで曲がった。
「90度まで曲げるのはすぐだね。なかなかいいよ。で、痛くない?」
これが、痛くなかったんですね。
なんか、気合入れてるのに痛くない。これはまた不満。 痛けりゃ痛いなりに不満もあるけど、痛くなくても不満はある。 散々「痛い痛い」と脅されていてこれではなんかつまんない。
でも、こういう風に、体育会系は基本的に馬鹿だから困る。 痛いと言われたら痛くなきゃ困るなんて。(笑)

ま、でも、90度からが痛いらしいから、2月3日以降(90度以上曲げる目標地点)からが本番勝負かな?

で、帰りしなに−50度の冷風で冷やされて、今日のリハビリ終わり。
しめて1時間程度でした。

今日はネタも少ないのにずいぶん書いた。
お付き合いくださった方ありがとうございました。
痛くなったら泣き言書きますのでそれまで少々お待ちを。

でわでわ〜


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