仕事とは

仕事とはいったい何だろう。

確かに家庭は大事だが、やはり仕事と家庭は分けないとダメだと思う。

最近のボーダレス化はちょっと行き過ぎていると思う。

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これは本当に自然なのだろうか。連れてきた当人はドヤ顔で「私は仕事も私事もしっかりするのよ」って話なのかもしれない。
「母親(あるいは、父親)から子供を引きはがすなんて、たとえ仕事でもかわいそうだ」という向きもあるかもしれない。

しかし、それなら、子供を仕事場に連れてこなくてもよい環境を作り、仕事に専念するべきだと思う。子供から離れたくないなら、(それは当人のわがままなので)仕事場に来るべきではないと思う。

仕事場に子供を連れてくる当人は「私は先駆者」的な発想かもしれないが、連れてこられた方はたまったものではない、という発想はないのか。
子供がぐずれば、排便すれば、授乳が必要になれば、仕事を中断して相手をするのでしょう。その時、仕事相手を待たせるわけで、その損失はただ事ではない。そういう事を考えない(あるいは、正義を振りかざして当たり前と唱える)人とはまともに仕事ができないと思うのは私だけだろうか?

子供をないがしろにしろという話ではない。子供のために残業が出来ない、休まなければならない、等は全然かまわないと思う。それは、子供のために自己犠牲を払っているわけだから、誰からも咎められる話ではない。

ただ、仕事相手に自分の自己満足のためにその様な状況を押し付けるのは、ただの「メンヘラ」であると思う。そして、これを冗長するような世論が「マイノリティをないがしろにするな」とばかりに声を上げる。

最近この手の「勘違い人間」が多くなっている様に思うのだが、これは、まぁ、おじさんになった私の偏った考えなのだろうか。

ますます住みにくい世の中になったのだなぁ、と思う今日この頃である。


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