Tips2で書いたものの拡張版なんですが、色々まとめていきます。
Tips2 では
サポートに確認したら HP の記載が間違っているようで、さらに完全にへこみました。
どうもTO-CAF56KVと
同じ物を使っているらしく、「そりゃぁ〜ないよ〜」って感じです。
P は好きだったのに、ちょっと、ですねぇ〜
と書きましたが、その後の対応はすばらしく良かったです。
さすが、P。また好きになりました。評価番版の TO-CAF56KV というモデム(こちらは Class2 草案準拠)と
交換してくれまして、これで動作チェックオーケーでした。うれし〜\(^.^)/
で、喜び勇んで cuaa0 で動作させていた物を cuaa2 に変更。同様に動作させて動くことを確認できました。
ここまでくるとなんか、もうちょっと拡張したくなってきました。
ということで、今回は以下を実現しました。
・Fax が届くとその内容をメールで送る
・Win Client で見ることが出来るようにする
です。
これの実現には以下の要件が必要です。
・印刷のタイミングでメールとして送信
・メールに添付するファイル形式は WinClient で見れる物にする。
まず、基本的なのことなのですが、G3 は WinClient で見ることが出来るのか?っちゅう疑問があります。
Win に標準で入っている Viewer という代物は Fax を簡易的に見ることが出来るツールです。これを利用しない手はないです。
これに G3 のファイル(mgetty で作成されたファイル)を食べさせてみます。すると、見事に表示。。。。されませんでした(T_T)。
やっぱり、駄目なんですねぇ。^^; HELP には G3 の事が書いてあるので出来るかと思ったのですが。。。まぁ、仕方ないですね。
それじゃぁ、ということで ps2pdf で pdf ファイルにしましょう。
ps2pdf はあまり優秀じゃないそうですが、まぁ、見る分にはいいでしょう。Fax そのものもあんまり解像度高くないしね。
と言うことで、new_fax を以下のように変更します。
*** new_fax ***
#!/bin/sh
shift 2
mode=$1
shift 2
faxfile=fax$$
for i in $@
do
if [ $mode -eq 0 ]; then
cat $i | /usr/local/bin/g32pbm -s > /tmp/$faxfile.pbm
else
cat $i | /usr/local/bin/g32pbm > /tmp/$faxfile.pbm
fi
cat /tmp/$faxfile.pbm | /usr/local/bin/pnmtops -noturn > /tmp/$faxfile.ps
cat /tmp/$faxfile.ps | /usr/local/bin/gs -q -sPAPERSIZE=a4 -dNOPAUSE -sDEVICE=lips3 -sOutputFile=- - quit.ps | lpr -P lp
/usr/local/bin/ps2pdf /tmp/$faxfile.ps > /tmp/$faxfile.pdf
/usr/bin/uuencode /tmp/$faxfile.pdf $faxfile.pdf | mail -s $faxfile.pdf faxadmin
rm $i /tmp/$faxfile.pbm /tmp/$faxfile.ps /tmp/$faxfile.pdf
done
exit 0
ところが、これだと ps2pdf がうまく動いてくれません。このコマンドを直接叩けば動くのに、mgetty からだとうまくいきません。
多分、オーナーの関係だろうと思うんですが、色々調べて結局ギブアップです。
どなたか原因をご存じの方はおられませんか?(笑)
どうしようかと悩んだところ、pnmtotiff というすばらしいコマンドがあることに気が付きました。
これに変更です。
結局 new_fax は以下のようになりました。
*** new_fax ***
#!/bin/sh
shift 2
mode=$1
shift 2
faxfile=fax$$
for i in $@
do
if [ $mode -eq 0 ]; then
cat $i | /usr/local/bin/g32pbm -s > /tmp/$faxfile.pbm
else
cat $i | /usr/local/bin/g32pbm > /tmp/$faxfile.pbm
fi
cat /tmp/$faxfile.pbm | /usr/local/bin/pnmtops -noturn | /usr/local/bin/gs -q -sPAPERSIZE=a4 -dNOPAUSE -sDEVICE=lips3 -sOutputFile=- - quit.ps | lpr -P lp
/usr/local/bin/pnmtotiff /tmp/$faxfile.pbm > /tmp/$faxfile.tiff
/usr/bin/uuencode /tmp/$faxfile.tiff $faxfile.tiff | mail -s $faxfile.tiff faxadmin
rm $i /tmp/$faxfile.pbm /tmp/$faxfile.tiff
done
exit 0
これでだいぶ使いやすくなりました。出先でも Fax が確認できるようになりました。
次は printer に出力せず、Web 上から確認&印刷出来、管理できるようにしたいなぁ、と思っています。