事の起こり
そう、あれはまだインターネットなんて言葉もマニア向けの言葉だった頃、私は故郷を 遠く離れて九州まで遠征していたのでした。理由は『そこの大学し か入学許可を下ろさなかったから』です(笑)。
その大学で私は初めてインターネットという言葉を知りました。まだ、ホームページす ら世の中の標準ではなかった時代です。その時のインターネットの主な情報交換方法は メールとニュースでした。メールは現在も使われていますが、ニュースに関しては最近 はあまり聞きません。なんとも時代は変わったものです(私の勤めている会社では、まだ 使ってますが、利用者もほんの一部のみとなってしまいました)。
ニュースとはいわゆる、ホームページ上の掲示板みたいなもので、ある特定の分野につ いて情報交換をする場所でした。私もそのニュースに参加して積極的(?)に発言をし ていたのですが、その中でも九州特定のニュースである、kyushu.rec.foods というニュー ス項目にある発言をしました。それは、『芋煮会をしませんか?』という発言でした。
『芋煮会』とはそもそも東北地方の恒例行事で、奥羽山脈をはさんで西側は牛、東側は 豚をベースとした里芋を利用したお汁を川原で酒を酌み交わしながら食べようという行 事です。ただそれだけの行事なのですが、東北地方の秋の川原ともなると家族連れや、 大学の集まり、有志軍団などわいわいとそれはそれは楽しそうに酒を酌み交わしているのです。 しかし、九州地方にはそんな恒例行事が無いというではありませんか。んじゃ、いっちょ 私が旗振りを買って出ようということでこの行事を始めました。
それから、10年(年がばれるかな?)。いや、いや、続いたものです。今でも毎年 恒例行事として九州でやっております。もちろん、私が幹事としてやることは物理的に 難しいので現地の方に幹事をお願いしております。その方のおかげで毎年無事『芋煮会』 を行うことが出来ています。感謝感激の毎年です。ありがとー、谷さん。
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’99 第10回芋煮会

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